インド人は良いやつだ
デリー・メトロ
世界中に COVID-19 が蔓延する前の話ですが、ニューデリーの Nehru Place 駅からCentral Secretariat駅(官庁街)まで デリー・メトロ [1]の Violet Line で 20 分くらい、朝のラッシュは日本以上です(日本から導入された「整列乗車」が採用されています)。インドの人口 を実感する日々。
というわけで、なんとか乗り込もうとして左足をネジ込んだものの、こりゃ無理だと判断して足を引いたら、既に乗車しているインド人 2 人が「大丈夫、大丈夫!(と言っていたのだと思う。ヒンディー語なので分からない😅)といいながら私のベルトを掴んで車内に引っ張り込んでくれました。
どんな国にでも良いやつ、悪いヤツ、トンデモナイ奴がいて、インドの場合も時折 😱 な事件などが報道されていますが、全体の平均値(中央値?)としては、インド人は世界平均よりかなり「良いやつ」という印象です。
たとえば、オートリクシャー(インドの tuk tuk)のドライバーに助けられたこともありました…、という話はまた今度として、まずは人口の話から。
インドの人口
2020年時点の国別人口 Top 11
世界で最も人口の多い国は言うまでもなく中国(14.4億人)ですが、インド(13.8億人)も僅差でこれに続きます(Fig. 1)。
人口第 3 位以下は、米国、インドネシアと続き、日本も第 11 位にランクインしています(Top 10 ではなく Top 11 としたのはこのため 😉)。
Fig. 1: 国別人口・有権者数 Top 11 (単位: 百万人)
Population: 2020年推定人口 (UN DESA [2])
Registration: 議会選挙(parliamentary election)の登録有権者数(次の各年における数字。2019: India, Indonesia, and Nigeria, 2018: Bangladesh, Brazil, Mexico, Pakistan, and USA, 2016: Russia, 2014: Japan, N/A: China) (IDEA [3])
推移及び予測
国連経済社会局(UN DESA[2])によれば、インドの人口は 2025 年に 14.5 億人となって中国と並び、以降 2060 年まで増加を続け、同年に 16.5 億人に達すると予測されています(Fig. 2)。
なお、ここでは中国の人口と インドの人口 を比較する必要があったため UN DESA のデータを使いましたが、インドの人口 統計は、Office of the Registrar General & Census Commissioner のサイト[4] から入手することができます。
Fig. 2: インド、中国及び日本の人口推移及び予測(単位: 百万人)
Source: UN DESA (2019) World Population Prospects 2019 [2]
おまけ
UN DESA [2] からインドの人口推移・予測データをダウンロードして、Fig. 2 の元データを生成する Python/Pandas の script を world_population.ipynb_.zip [19 KB] (Preview) に置いておきました。国名を書き換えれば他の国・地域等について同様に人口推移・予測を整理することができます(少し改造すると年齢層別整理も可能)。
上から順番に cell を実行していけば、元データをダウンロード、整理して CSV ファイルに保存します。
References
[1] DELHI METRO RAIL CORPORATION LTD Welcome to Delhi Metro Rail Corporation(DMRC). ( Google翻訳 | Bing翻訳 )
[2] UN DESA (2019) World Population Prospects 2019. ( Google翻訳 | Bing翻訳 )
[3] International Institute for Democracy and Electoral Assistance (International IDEA) VOTER TURNOUT DATABASE. ( Google翻訳 | Bing翻訳 )
[4] Office of the Registrar General & Census Commissioner, India (2011) 2011 Census Data. ( Google翻訳 | Bing翻訳 )